インディアンジュエリーについて

INDIAN と INDIAN JEWELRY
■ はじめに…
 Native American のことを INDIAN と呼ばせて頂いていますが,少なくとも私の中では Racism(人種差別主義)ではありません。それどころか INDIAN という呼称に,親しみ・憧れ・尊敬の意味を含め,あえて「Native American」のことを,INDIANと呼ばせていただきます。
■ INDIAN の歴史
 Native American 達は16世紀にスペインの侵略により支配され,18世紀にはメキシコへ支配権が移動したりと支配され続けるなか,スペイン人やメキシコ人から,道具の使い方や貴金属の鍛錬方法を学び今日のような素晴らしい技術を身につけました。しかし,その歴史は浅く,18世紀半ばのことですからおよそ150年ほどしかたっていない計算になります。ましてや後で述べる「インレイ」「オーバーレイ」「ニードルポイント」等の技術を身につけたのはもう少し後のことになります。
■ INDIAN JEWELRY に込められたGREAT SPIRITS
 彼らの作製するアクセサリーには SPIRIT(精神・聖霊・勇気・情熱)が込められています。自然界と密接な繋がりを持って生活してきた彼らならではの伝統が今でも生き続けています。自然界がもたらす恵み・災害,そしてそこに生息する動物・鳥・昆虫・植物等……あらゆるものに敬意をはらいアクセサリーに刻み込んできたのです。ひとつひとつ手作りで,恵み(雨や食物),成功,安全,平和,愛などアーティストが SPIRIT を込めて…… 彼ら Native American ならではの SPIRIT が彼らの作製するアクセサリーには宿っているのです。まさしくGreat Spiritsなのです!!

INDIAN の種族
■ JEWELRYを作製している種族について
 Indian Jewelryはアリゾナ州とニューメキシコ州に居留地をもつNavajo(ナバホ)族・Hopi(ホピ)族・Zuni(ズニ)族・Santo Domingo(サント・ドミンゴ)族,Isleta(イスレタ)族によって,それぞれ特徴ある工法を用いて作製しています。一般に Indian Jewelry と呼ばれるのはこの五種族により作製されたものをいいます。言語が同じことからHopi族・Zuni族・Santo Doming族・Isleta族(他にも含まれる種族はあります)はPueblo(プエブロ)語族という大きなグループに含まれます。因みにNavajo族はAthabaskan(アサバスカン)語族になります。有名なApache(アパッチ)族もこのAthabaskan(アサバスカン)語族です(種族の地図分布については「Indian種族Map」の頁をご覧下さい)。これ以外にも多くの語族やそれに含まれる種族があります。
NAVAJO族
 アメリカ南西部に居留するNative American最大の部族であるナバホ族は,ターコイズや赤い珊瑚,オニキスなど大きめの石を大胆にあしらい,シルバーをオーバーレイという技法を用いて作製するのが特徴です。
HOPI族
 シルバーにオーバーレイで様々なデザインを刻み込む作品が多く,シンプルな中に彼らのSpiritsが巧みに刻み込まれていて個人的にも大好きな作品が多い部族です。
ZUNI族
 ニードルポイントやインレイという技法を用いて,ターコイズ等の石や貝殻を細かくカットして花びら状に組んだりと,とても手の込んだカラフルな作品を作製するのが特徴です。
SANTODOMINGO族
 ターコイズ等の石や貝殻,珊瑚を細かくカットして作製したビーズのアクセサリーが得意で,テーパー状のカラフルなデザインがとても美しく,柄も彼ら特有のものを作製します。
ISLETA族
 ホピ族の影響を受けた種族で,羽根のモチーフを好んで使用し,ターコイズを使用したシルバーの作製には定評があります。「イスレタ」とは,スペイン語で「小さな島」という意味。

インディアン工法(テクニック)の種類
オーバーレイ(Overlay)
 型抜きしたシルバーとベースになるシルバーを貼り合わせることにより,模様が彫り込まれているように見えます。この模様を切り抜くテクニックが素晴らしく,単に彫り込まれたものとはその精度において明らかな差があり,見る人の目を楽しませてくれます。
    
  上写真左から Overlay,Overlay,Overlay with stone
インレイ(Inlay)
 モザイクインレイ(Mosaic Inlay)ともいい,ターコイズ,オニキスなどの石や珊瑚,マザーオブパールなどの貝殻を平たくカットし,タイル画のように貼り合わせて様々なデザインをします。 チップインレイ(Chip Inlay)  ズニ族得意の技法でターコイズ,オニキスなどの石や珊瑚,マザーオブパールなどの貝殻を細かく砕いてシルバーで作製した型に流し込んで仕上げます。
    
  上写真左から Mosaic Inlay,Mosaic Inlay,Carved Mosaic Inlay
   ← 写真左 Chip Inlay
チャンネルインレイ(Channel Inlay)  
 ソリッドインレイ(Solid Inlay)ともいい,インレイ技法の中でも特に高度な技で熟練したアーティストでないとできません。切り出した石等をはめ込み,その間に銀線をいれたりして仕上げます。
    
 上写真左から Channel Inlay,Channel Inlay,Channel and Carved Mosaic Inlay
ニードルポイント(Needlepoint)
 ティアドロップ型に切ったターコイズやコーラル等を花びら状に止め金にはめ込んでいく技法なので,とても細かい手作業になります。そのため石が外れたりすることがありメンテナンスには細心の注意が必要です。
  写真右 Needlepoint →

POCAHONTAS(ポカホンタス)
ディズニー映画のポカホンタス
 実話を元にしてつくられたディズニー映画の「ポカホンタス」には感動させられました。子供向けに話を変えている部分もありますが,とても感動できる作品です。写真の絵本は子供向けで英語ですが,わかりやすくお薦めです。
 その他にも実話に近い内容のもので9〜12歳向けの英語版が【出版社: Oxford Univ Pr (Sd) ; ISBN: 0194229521 ; 400 Headwords 巻 (2000/03/23) 】¥767 (税込)で入手可能ですので,ご興味のある方は読んでみてください。
<ストーリー> イギリス人が Virginia に船で渡り,James Town という街を作りました。初めはVirgina の原住民であった Algonquin族からイギリス人は好意的に受け入れられましたが,次第に溝を深めて行きます。そんな中,首長の娘 Pocahontas は、イギリス人のJohn Smith に恋をするのですが……ラストは,PocahontasとJohn Smith との悲しい因果関係に涙が……(T_T)

←Disney 映画の
 ポカホンタス絵本
日本語版の絵本も出ていると思いますので,ご興味のある方は探してみて下さい。

←Oxford Univ Pr (Sd)の
  ポカホンタス
初級英語の勉強に最適です。

←Pocahontasの
  噛みタバコ
今でも売っているのか判りませんが面白かったので載せてみました。









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